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2010年07月 アーカイブ

2010年07月04日

はじめに

ようやく10期目の決算株主総会も終わり、ひと段落。そんでもって次の10年にむけて考えを綴っていこうと社長ブログを再開してみることにした。

まず、会社の10年を振り返って、印象(感想)は「なんとか10年続いた」という感じ。そして、結果は生き残るのが精一杯で進歩や成長はカタチとしては残ってないなぁ.
そういう意味では、株主的にみると、プラスマイナスゼロな感じ。


自己反省の意味も含めて振り返ってみると、

設立からから3年目までは、とにかく、自社のポジションや会社創業の意味がしっかりと見えてないというか、なんだか勘違い経営者気取りな感じですぎた。 仕事的には、国内大手ベンチャーキャピタルの技術コンサルタントやネットビジネス関連の連載などで食いつなげると信じてたけど、自分の知識や知恵を売リ続ける仕事には自分は能力不足だと気がつくとともに、事業としてはあまりにも不安定で自分の血を売るような感覚だったなぁ。


そして資本金を食い尽くしてしまった。

初の借り入れをして細々と生き延びていたところにとある不動産会社のWEB開発+WEBマーケティングの案件が紹介で来た。 WEB制作(労働集約型で)一社だけの受注開発業務はあまり取り組みたくない
テーマだったけど、台所事情もあり請け負てみた。

仲介の物件売買、物件検索サイトを構築するとともに、その会社の全店舗の営業マンにブログを書いてもらいネット営業の基盤を作ることを目標にシステムを構築し、そのマーケティングも手掛けた。 ブログエンジンシステムをスクラッチから、自社でプログラム開発した。これも国内初の企画開発。その結果、日経BPなど多くのメディアからも注目された。 現在の不動産業界の定番ともなりつつある、営業マンブログの流れはこのシステムが発祥の地なのである。 (←自慢 ^^)

その後、その会社のIT戦略は功を奏し、ネット経由での営業売り上げが急増し、予想を上回る結果で、現在も不動産仲介のWEBサイトとしては注目されている。 しかーーーし、その会社からイキナリ、業務委託契約を切られることになった。 零細企業だから? とても悔しい思いをした。 大手1社に依存した経営であった為、かなりの機会損失を食らった。 おかげで大変、勉強になった。 相手のキーマンが変わるリスク、クライアント1社に依存してしまう経営もリスクがイッパイということを身をもって知った。

この時点で、6年目を迎える。


そして、片手間でやっていた新築マンション検索サイト(フィービジネス)にビジネスシフトをさせていった。 とある会社の社長との共同ビジネスというカタチ(当社は技術責任)でそのサイトに本格的に取り組み始めた。 しかし、その共同ビジネス相手の会社が倒産。 自然と当社が営業権を譲渡されるカタチで引き継いだ。 しかし、この分野では、先行しているポータルサイトも多く、零細企業で戦って行くには大変、厳しい環境だった。 ゲイトグループ?何じゃその会社?という感じで厳しい営業扱いも沢山受けた。 このとき、零細企業が大企業と付き合っていく辛さも身をもって知った。

広告予算はほとんどなく、SEO技術一本で立ち向かうしかない。 事業として厳しかった。 ただ、零細企業ゆえに無駄なコストは抑え、自分の給料を80%カットして、ようやくプラスマイナスゼロを維持した。
そして、細々とサイトを広げていった。 ようやく、少し、行けるかな?と思ったところに、サブプライム問題が襲い掛かってきた。

新築マンション業界は打撃を受けた。

さすがの僕でもやばいと肌で感じた。リーマンショックが起こる1年前くらいだ。

クライアントである新築マンションデベロッパーに営業に行き、感じた。 契約価格を大幅にダウンしてくれないと、契約解除したいという会社が相次いで出てきた。 


そして、リーマンショック。。 激震だった。

なんせ、34社あったクライアント(上場企業クラス)のうち、17社が倒産である。 債権回収できない会社もいくつかあった。。 途方に暮れた。

ただ、サブプライム問題が発覚してやばいと思ったときに、不動産流通(中古住宅、土地)にシフトしていくと直感で感じていた。 売却一括査定サイトがいけると思い、空いた時間に不動産価格.netをコツコツと開発していた。

幸運にも、リーマンショック後の市場環境(時代)にフィットした。 

そして、たまたま、実父が死んで、相続不動産物件2件を売却するという経験も
積んでいたことも役に立った。

不動産価格.netは一から営業先も飛び込みアポとり、必死に売り込んで行った。 認知度もなく、実績もない零細企業が、契約を取るには、成果報酬型の
料金プランしかないと思っていた。導入する会社は初期投資リスクゼロ、成果分だけ料金頂くというモデルが、リーマンショックで大幅なコスト削減が強いられているところだったタイミングとも重なり、契約がとんとん拍子で取れていった。そして、2年がかりで現在に至っている。

不動産価格.netも、契約会社数が20社(全国780店舗)を超え、それらが不動産査定を担当していただけるようになった。。一括査定サイトでは国内最大級の実績を出せるようになってきた。 おかげで、ようやく零細企業が普通に経営できるところまで辿り着いた(笑)

10年、山あり、谷あり、気がついてみたら、プラスマイナスゼロだったりで、これじゃあ、いかんね。 キチンと着実にプラスが積みあがるようにならないとね。。その基盤つくりが、今年の課題だと思うんですね。

2010年07月05日

不動産売却一括査定サイトの本質を考える

今日は、不動産売却のための一括査定サイトの本質について考えてみました。

当社で開発、運営する不動産価格.netでは、年間に約11000件の不動産の売却依頼を各不動産会社に転送させていただいております。 そういう意味でも、一人でも多くのお客様が、一円でも高く、納得して安心して不動産売却できることを応援しています。

私個人も6年ほど前に実の父の相続で不動産を2物件ほど、売却しました。その時は、一括査定サイトも知らず、結果として、近隣の不動産会社にお任せな状況で、なかなか売れず4ヶ月ほどかかり、価格も2度、最初の査定額から2百万円以上、下げて売ることとになりました。 不動産会社は、媒介契約を取る時は、これでも十分、売れると言いながら査定額を頂き、専任の媒介契約を結びましたが、色々と、反省することも多かったのを覚えています。 私は東京、物件は関西ということもあり、不動産会社も2つくらいしか訪問できず、簡単な査定書と提案を頂き、安易に1社に決めたのも後悔しました。

そう意味でも、不動産の一括査定サイトを使うというのは、売却をお願いする不動産会社を合理的に探すには、とても有効な方法だと思います。 不動産会社とは適当な距離を保ちつつ、売主主導で選べますし、不動産会社も査定を同時依頼されていることが分かっているので競争に勝たないと!と思うので、結構積極的に工夫して提案してもらえます。

ただ、一括査定サイトを利用する前に、その本質をしっかりと押さえておきたいですね。不動産を売る<人にとって、少しでも高く売却したいという心理が働くのは当然です。 競争査定という心理が働くという点では、引越しなど一括見積サイトと、同様の効果を期待してしまいがちです。 

違いを簡単に整理してみました。


■ 引越し一括見積りシステム
  (担当)引越し業者
  業者間の引越し代金の価格競争。少しでも安くの効果が直接得られる

■ 不動産売却一括査定サイト(担当)不動産仲介会社
  不動産仲介業者はあくまでも市場参考価格、その会社の売却戦略を
  提示するもので、その査定金額の算出根拠の正確性がポイントとなります。
  
  ※ 極めて高い査定額を出してくる会社には、注意が必要。

    例えば、市場価格2500万円の物件を3000万円と
    査定してもらって、「当社は営業力で売れる・・」と
    いう話で、売り出したが、結果として、高すぎて、
    売れなくなり、値段を下げるというケースが多々あります。

    売主としては、不動産会社と媒介契約締結する前までに、
    提示された査定額の算出根拠について慎重に検討して
    不動産会社を選ぶということが「少しでも高く、機会を逃さず
    売却できるポイントとなります。

市場で売り出し価格を決めるのは、売主さんのご本人です。 それだけに、複数の不動産会社の情報(実績、担当営業マンの能力、提案内容、査定額の算出根拠)をしっかりと比較分析して、納得のいく、契約する不動産会社を選ぶようにしたいものです。

2010年07月11日

不動産売却と不動産会社選びの要諦

1.不動産売却の第一歩は簡易査定から

一般的にマンション、土地、建物など不動産を売却する場合、その不動産物件の概算の売却価格を机上計算で査定してもらうこと(簡易査定)を不動産会社に依頼することから始まります。依頼を受けた不動産会社は、公示地価路線価、近隣の不動産売却事例データ等を参考にご所有の不動産の概算価格を無料で提示します。

  <要諦1>
 
  簡易査定が不動産会社との接点の始まりとなるわけですが
  この時点では大切なことは「冷静さ」がとても重要です。
  不動産会社はひっかかった魚を釣り上げようと(専任で仲介
  の契約:専任媒介契約を結ぼうと)懸命に営業アプローチを
  をかけてきます。
  少なくても、3社、4社には同時かつ均等に簡易査定を
  依頼しておくこと(依頼していると知らせておくこと)が
  失敗しないポイントとなります。
  査定額にウエイトを置きすぎることが無いようにすべきです。
  
  検討に時間を十分取ることも重要な点です。不動産営業マン
  の継続的な誠意や手の内も冷静に比較検討していくことで
  失敗しない不動産会社選びの近道です。急がば回れですね。
  
  従来は、自分の足で候補不動産会社の店舗を訪問して事情を
  説明して、、、というアプローチでしたが、今はネット経由
  で、一日で不動産査定の依頼を出すことも可能なのでそちら
  を上手に使っていくことをお勧めします。
  

2.不動産会社を決める前に本査定依頼(訪問査定

実際の売却価格は、その不動産の条件や状態(痛み、汚れ具合、物件立地状況、性能状況、管理体制、権利条件など)によって決定するので、不動産会社と仲介の契約(媒介契約)する前には、詳細な調査(訪問査定)が必要となります。不動産会社による訪問査定も簡易査定同様、無料です。

  <要諦2>

  さて売却の意思も固まってきたら具体的な売出し価格を決定
  することが、あなた(売主)がすべき最重要項目です。
  この段階で不動産会社選びも最終段階になると考えたいです。
  1社限定(専任媒介)で販売活動を依頼するか、複数社(一般
  媒介)にするかを決定しなければなりません。
  国内の不動産仲介業界の現状では、専任媒介を結ぶことが主流
  となっています。一般だと販売のための広告費、労力があまり
  かけれないというのが不動産会社の本音です。さらに不動産会社
  は、売主に販売活動を報告する義務もありません。
  
  ポイントは本査定を依頼した時点で、その会社の売却戦略提案
  を依頼して、その実現性をしっかりチェックすることが肝心です。
  
  不動産会社の算出する査定額はあくまでも誤差のある概算価格です。
  最終取引価格(市場価格)に限りなく近いものを提示してほしい
  ものです、が、相場よりかなり高額な査定額を提示する営業マンも
  少なくありません。要注意です。
  売主様の関心を引きつけ(嫌な表現になりますが、欲につけこみ)
  自社で専任仲介契約を取るための査定額(高額査定)を提示して
  しまうのです。契約後、何か月かして売れない辻褄を合わせをして
  販売価格を下げればよいと考える営業マンも少なくないのです。


不動産を売却するには、売主自身に最適な不動産会社を見極める目が要求されます。それも短い期間で不動産の素人が不動産のプロを選ぶ必要があります。仕事熱心な営業マンに越したことはないですが、会社や自分の成績に熱心なだけでは困ります。そういう意味では、不動産を売却するというのは簡単なことではないですね。自分で最終的に納得でき、後悔しないようにするためにはできる限り客観的な判断材料を集めて、色々な人の意見や考えも聞きつつ選ぶことだと思います。もし、何かご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合せください。
https://www.fudousankakaku.net/contact_kojin.html

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